阪神・淡路大震災を機に始まった追悼イベント「神戸ルミナリエ」が、19日から始まった。開催は4年ぶりで、28日まで。
旧外国人居留地会場であった点灯式では震災と能登半島地震の犠牲者に黙禱(もくとう)を捧げ、復興を願って歌い継がれる「しあわせ運べるように」を小学生が合唱した。メリケンパーク会場の有料エリアには光の回廊「ガレリア」が設けられ、訪れた人は無数の電飾を見上げて写真を撮っていた。
神戸ルミナリエは例年300万人以上が来場する一方、過度の混雑や警備費負担などの課題があった。今回は開催を12月から1月に遅らせ、一部エリアを有料化するなど「実験」(久元喜造神戸市長)と位置づけている。(小川聡仁)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル